相模原市と津久井三町(城山、津久井、相模湖)の一市三町による合併問題で、津久井町の天野望、相模湖町の溝口正夫の両町長は三十一日、同市を訪れ、小川勇夫市長に対し、特例法期限内(三月末)の合併を目指して、城山町を除く一市二町で早期に法定協議会を設置するよう申し入れた。昨年四月以来、協議を重ねてきた県北地域の合併問題は事実上、城山町を除く一市二町の「先行合併」により、平成の大合併で県内唯一となる新市誕生を目指す。
上記のように、一市二町で法定協議会が設置されました。そこに、当LOMへ前回の任意合併協議会と同様に委員出向の依頼が井口理事長へ来たようです。
それを受けて、2月16日(水)当LOMの臨時理事会が開かれました。議題は、「相模原青年会議所として、この度の一市二町の法定合併協議会へどのような態度で臨むか?」です。
理事の大半は、「任意協議会で、一市三町についての協議をしてきたわけで、今回一市二町しかも飛び地での合併では疑問が多い。先行合併というような表現がされているが、万が一城山地域が後行合併しなかった場合のことを考えて、特例債にこだわらず、再度一市二町のあり方を協議してから、法定協議に臨むべし」と言う意見でした。
また、反対意見として、「最悪、一市二町の先行合併に後行で城山地域が合併しない場合も当然想定されるが、広域自立都市相模原を目指す、当青年会議所としては津久井JCとも協力し、城山包囲網を築いてゆくこと努力が必要ではないか?」
と言う意見も出ました。
井口理事長が法定協議会へ出向することは可決されましたが、その態度について、意見が分かれる部分だと思います。
今後の行政合併の構図としては、下記のようなシナリオになるようです。
相模原市
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↓←1. 津久井町・相模湖町を編入合併
↓
相模原市
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↓←2. 城山町を編入合併
↓
相模原市
↓
↓←3. 藤野町を編入合併
↓
相模原市
2と3の入れ違いはあるかもしれませんが、全体として非常に複雑な構図であることは否めません。
17日(木)16時より法定協議会がスタートします。動向に目が離せません。